新郎衣装合わせの後、3回目のプランナー打ち合わせが行われた。
最初に、披露宴の演出や余興の確認。
司会にプロフィール紹介をしてもらい、
シェフにはマイクを握って料理メニューを紹介してもらい、
カメラマンには各テーブルを撮影に回ってもらう…。
プランに含まれていない、追加で費用が掛かるような演出はやらず、
この日自分達に付いてくれるスタッフにフルに働いてもらうことにした。
実際のところ、ゲームやクイズなどのイベントを慌ただしく行うよりも、
ゲストには美味しい料理を食べながら和やかな時間を過ごしてもらいたい。
それでもケーキカットやお色直しなどポイントは盛り込んでいくので、
間延びするようなことはないだろうし、むしろ親族のみの披露宴としては、
ちょうど良いボリュームになるはずと考えている。
次に、引出物関係。
あらかじめ貰った資料を見て、誰に何を贈るか大体決めていたので、
ここでは、カタログギフトのカタログを実際に見ながら会社を決めた。
続いて、お花スタッフとの打ち合わせ。
私は花には詳しくなく、そんなに強いこだわりはないので、
極力プラン内に収めたい。
一方、花は、ドレスや映像関係と並んで、
油断すると高額になりやすいと聞くので、気合いを入れて臨んだ。
披露宴会場のメインテーブルは、事前にネットで探して持参した
写真のイメージで優しく可愛らしい雰囲気にしてもらうことに。
また、ゲストテーブルも同じイメージで、
向かいの席の人の顔を遮らないよう、低めの装花でお願いした。
いずれもプラン内でしてもらえるとのことでホッとしたのもつかの間、
装花に関して決めることはこれだけではなかった。
会場ゲート装花、教会装花、教会バルコニー装花、
教会階段装花、教会前ステージ装花、ステージサイド装花、
披露宴乾杯用シャンパングラス装花、ケーキカット用ナイフ装花、
ゲストナフキン装花、両親贈呈用花束…と延々と項目が連なる。
これらのメニューは不要と思われるものが多く、ほとんど断った。
さらに、テーブルクロスとナフキンも、
サンプルを幾つか見せてもらって決定した。
驚いたのは、お皿の上のナフキンの折り方にまで選択肢があり、
折り方によってはまたしても追加料金が掛かること。
ブライダル業界、恐るべし…。
我々が無料の折り方を指定したのは言うまでもない。
そんな感じで、細かい所まで気が抜けない打ち合わせであったが、
現在のところ、装花に関するプラン超過は5,500円と、かなり頑張った。
その範囲内で、そこそこ良い感じに仕上げてもらえるのではないかと
思っている。
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