(続き。)
今大会最後の出場種目は
25mバタフライ。
思えば、過去に25m背泳ぎや25m平泳ぎに出場した時、
一応、それぞれの泳法で、倍の50m泳げるだけの泳力は備えていた。
しかしバタフライとなると、25mは泳げるものの、
2倍に距離が伸びるとゆっくりでも確実に完泳できる自信がない。
試合でバタフライを泳ぐのは今大会が初めて。
しかも、ジムではスピードを意識して練習したことがない。
それを、緊張やプレッシャーから最後まで辿り着けなかったら
どうしようと少々不安であった。
言わずもがな、水泳大会でこの種目をチョイスするのは、
腕に覚えがある人達だろう。
完泳できるかなぁ…などという不安に駆られている人間は、
会場じゅう探しても、恐らく私以外に一人もいない。
幸いだったのは、バタフライは先ほどメドレーリレーで泳いで
意外と楽に泳ぎ切れたという成功体験があったこと。
同じチームの数名がスタート台付近まで応援に来てくれたこともあり、
あまり気負うことなく、レースに臨めた。
飛び込んでドルフィンキックで浮き上がると、
泳いでいる間は、リズムよく手を掻きキックを打つようにした。
ゴールは、もちろん、失格を取られることのないよう、
しっかりと両手でタッチした。
タイムは、21秒台。
バタフライは初めて計測したので、何とも言えないが、
自分の予想よりかなり速かった(一般的にみてかなり遅いのは百も承知)
また、コーチからも「かなさん、バタフライ速いね〜」と褒められた(^^ゞ
ただ、続いて「あのスタートはフライングや!」と。
えっ?
自分では無意識だったが、ヨーイの合図の後ぴたりと静止すべきところ、
動いていたらしい。
これで失格にならなかったのは、かなり運が良かったかも(^_^;)
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こうして、私にとって5回目のマスターズ大会は無事終了した。
27歳の夏に水泳を習い始めて、6年目になる。
所詮オトナの習い事なので、気分が乗らない時や忙しい時は
好き勝手に休む、お気楽フィットネススイマー。
それでもやっぱり水泳が好き。
もっと綺麗にラクに泳げるようになりたいなぁ、
そうすれば泳ぐのがもっともっと楽しくなるだろうなぁ…
そんな思いから、途中で投げ出すことなくここまで長く続いている。
大会で一年間の練習成果が現れたことが、
何より今後の励みになりそうだ。
そんなわけで、大会の3日後から早速練習を再開、
今晩も行くつもりであるp(^_^)q
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