思春期の頃、自分は何のために生まれてきたのかとか、
どう生きていくかとか、よく考えた。
いくら考えても答えは見つからず、悶々とするばかり。
しかし、いつの頃からか、こういった理屈っぽいことを
考えることはなくなっていった。
特に何か解決したわけではないが、大人になるにつれて
自分がどういう人間かだんだん分かるようになったし、
わざわざ生きる意味を見出すことに興味がなくなっていた。
ところが最近になって、また、自分は何者かと考える。
三十路を過ぎて、これからの人生どう生きていくべきか。
自分の幸せってなんだろう。
先日、3年7か月付き合った人と終わりを迎えた。
初めて付き合った相手で、縁があると思った私は、
何とか歩調を合わせていこうと自分なりに努力したつもり。
けれど、大抵の場合それは重荷でしかなく、
さらに、この一年は肩すかしの連続。
結局、二人の波長がかみ合うことはなかった。
付き合ってうまくいかないのは、どちらのせいでもない。
めぐり合わせとか相性とか、そういった類のものだ。
でもな。。。
自分はこのままでは一生誰ともうまくいかないだろうと思う。
別に無理に誰かと一緒にならなければいけないわけではないので、
縁がなければ一人で生きていくのもありかなと思い始めているが、
それを話すと母が泣くので余計につらい。
自分に足りないものってなんだろう。
生い立ちや私生活、仕事、そして心の内面を振り返ると、
原因かもと思い当たる節が幾つも見つかる。
この作業はある種、自分の粗探しでもあり、
考えるにつれ、だんだんしんどくなってくる。
また、分かったところで何か有効な手立てが思い当たるわけでもなく、
こうして悩むことでむしろ自分らしさが失われていく感じさえする。
それは一番まずい、と思う。
今後どんな出遭いがあるかまたはないか分からないが、
ちょっと頭をリセットして、フラットな気持ちに戻ろう。
そして、興味のあることにはどんどんチャレンジして感性を磨き、
年齢性別問わず色々な人と知り合おう。
様々な経験をすることはきっと何か自分の肥やしになる。
活字を読んで、自分の思いや日常の出来事をブログに残して、
勿論、心身の健康には留意し、美味しいものを食べて体力をつけて。
焦ることなく、自然体で…
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