課の歓送迎会の2次会で、初めて“おかまバー”へ行った。
と言うのも…、、、
私は酒は好きだが、飲み会はあまり好きではないので、
職場の飲み会などは、大抵、1次会にしか出ないし、
その日もすぐ帰るつもりでいた。
しかし、いつもなら一緒に帰る人達が、どういうわけか
「おかまバーに一度行ってみたい!」と言い出した。
私自身は普通のバーならともかくそんな怪しげな所へ
わざわざ行きたくなかったのだが、ドロンするタイミングを失い、
結局そのまま連れて行かれることになった次第である。
今回訪れたのは、京都の祗園にある“カルシウムハウス”というお店。
思いのほか照明の明るい店内へ入ると、
田舎のカラオケBOXみたいなチャチなソファと
おつまみ用の駄菓子のカゴが乗ったテーブルのある席へ通された。
最初にテーブルに来たおネェさん(?)は、
外見こそは大柄だが大変美人で色っぽい。
しかし、しゃべると完全にオッサンだった。
また、店のママ(…パパ?)はマスコミにも登場するほど有名らしい。
年齢がいっており、やはり声はオッサンだが、スタイル抜群&美人。
トークが面白くて場の雰囲気がすぐに盛り上がり、流石だと感心した。
夜の11時を過ぎると、ショータイムが始まった。
ママを中心に5名ほどのオカマさんが繰り広げるのは、
単なるトークでもダンスでもない。
どういうジャンルに位置づけられるのかよく分からないが、
ギャグ要素満載の“出し物”が何本もあった。
特に途中、ヌードを披露する場面もあり、
全員、目のやり場に困りつつも、凝視^^;していた。
私はと言えば、美しい裸体に感心するやら、
ほぉ〜そうなってるのかと納得するやら、、、。
いざ始まってしまうととてもじゃないが中座できる雰囲気ではなく、
結局、ショーが終わったのは深夜0時。
阪急の終電を逃したので、タクシーでJR京都駅まで出て、
何とかギリギリのところで帰れた。
なんか…後学のためになるからとか、これも社会勉強だとか、
訳分からんことを言われて連れて行ったが、次はもういいや(^_^;)
確かにこういう機会でもなければ経験することもなかっただろうが、
大体、職場の飲み会で行くにはちょっとアクが強すぎるよな。。。
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