(続き。)
平泳ぎを完泳できてホッとしたのもつかの間、
すぐに次の出場種目、
50mクロールの召集があった。
思えば私、普段50mも全速力で泳ぐことはほとんどない。
いや、レッスン中たまにダッシュで往復するよう指示されるが、
実際のところ、いつも微妙に手を抜いているのだ…σ(^◇^;)
そんな状況でいきなり速く泳ごうとしたって
うまくいかないのは当然のことで…。
平泳ぎの時よりはしっかり壁を蹴ってスタートできたものの、
いざダッシュで泳ぎだすと、疲労感の訪れの早いこと。
特に復路は、自分の感覚では随分泳いでゴール間近なはずなのに、
息継ぎで目線を上に遣ると残り10mを示す旗が遥か先に見え、
気が遠くなったほどだ。
息も絶え絶えボロボロの状態でゴールし、告げられたタイムは47秒台。
前回とほぼ同じ、正確に言うと0コンマ数秒程度遅かった。
情けなかったのは、その後だ。
涼しい顔で元いたベンチへ戻ろうとしたが、
三十路が目前に迫る身体はなかなか言うことを聞いてくれない。
レースで一緒に泳いだ子供達がスタスタと走っていくのを尻目に
渾身の力を振り絞ってプールサイドへよじ登る私…。
四つんばいで2,3歩進むのがやっと、
という情けない有り様であった(;´д`)
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今回のタイムトライアルの反省点、1つ目。
スタートとターン練習の必要性を実感した。
日頃練習する時には姿勢に気を配りながらスタートし、
またターンしているつもりなのだが、
いざタイムを気にしだすとグダグダになってしまったからだ。
特にスタートについては、飛び込みを練習しなければ。
今回は飛び込みスタート・水中スタートどちらでも可ということで、
飛び込みをほとんど習っていない私は迷わず水中をチョイスしたのだが、
こちらは最初に距離を稼げず、明らかに損。
さらに、水中スタートって、習いたてのチビッコなら可愛らしいが、
大のオトナがやると特に可愛くもないどころか、
何となく間が抜ける、、、(^_^;)
2点目。
今イベント、普段ゆったりと泳ぐことの多い私にとっては、
速い人、フォームの綺麗な人の泳ぎを間近に見て良い刺激になった。
ただ、
「50mクロールがやたらと長くて、100mに感じたぁ(;´д`)」
と感想を告げると、コーチから返ってきた言葉は
「じゃぁ、これからもっとガンガン練習していきましょう!」
素直に頷けなかった私の心の中は、
はぁ、またレッスンでしごかれるのかぁ〜、しんど…(-_-;)
これ、本音である(;^_^A
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