昨日はジムの『上級タイムトライアル』だった。
マスターズ大会などとは違い、支店単位の小ぢんまりしたイベントで、
参加者は、成人会員と子供スクール生、保護者、合わせて50人ほど。
“上級”とは名ばかりで、競技会や記録会といった堅苦しいものではなく、
みんなで泳いでワイワイ盛り上がろうぜ!という
軽いノリのイベントである(こんなこと言っていいのかな^^;)
ま、そうは言っても、アラサーの威厳を掛けて
チビッコ達に負けるわけにはいかない。
いやいや、そもそも子供に挑もうというのが間違いで、
何てったって若さも素直さも違いすぎる。
かと言って、スクールに通い始めたばかりの子を捕まえて
実際に勝って大喜びしてみたところで大人げ無さ満開なわけで。
ま、なんだかんだでいざ泳ぐとなれば老若男女みんな必死である(^^;
私が最初に出たのは25m背泳ぎ。
この種目は、去年マスターズ大会で出たが、
後で大会ビデオを見て、あまりのフォームの悪さにブルーになった。
今回はそのリベンジだ。
また、今回は水中でのスタートにチャレンジした。
普段の練習では、顔に水が掛からないようにスタートしていたが、
本来、背泳ぎのスタートは、頭を沈めて壁を蹴り、
水中で全身を水平にしながら水面へと上がっていくものらしい。
上手くできればこの方がスピードが出るそうだが、
慣れない者がやると鼻から水を飲んで痛いわ、
水面へ上がる場所が一定しないわで難しい。
上手な人はここでドルフィンキックを用いるが、私にはまだ無理だ。
さて、レース時は不覚にも緊張した。
何せ、マスターズ大会の時はみんな自分のことで必死で
他人の競技なんて見ていないが、今回、成人会員はほぼ全員が
顔見知りだし、普段教わっているコーチも皆めっちゃ見ている。
小心者は大勢の視線に弱いのである(;^_^A
スタートはたぶん一応成功したので、後はひたすら泳いだが、
25mが遠く感じた。
泳ぐのに必死すぎて、もはやフォームを気にしているどころでは
なかったので、大会の二の舞を演じたかもしれない。
幸か不幸か、今回はビデオを撮っていないので、
後から自分のフォームを確認できないが。
向こうの壁まで何とか辿り着くと、4人中トップでゴールしていた。
幼稚園から今まで運動会などで1位になったことは一度もないので
気分は良かったが、一緒に泳いだのが年配者と習い始めの子供で、
この結果を素直に喜んでいいのかはよく分からない。
実際、肝心のタイムは26秒台で、ビリケツだったマスターズ大会より
1秒近く遅かった(-_-;)
(続く。)
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