(続き。)
一通り説明を聞き終えると、2時間弱の撮影実習開始。
早速、さびれた商店街やレトロな空気漂う裏道をゾロゾロと歩き、
それぞれ思い思いに撮影した。
間に2度挟まれた15分間の自由時間では、
散り散りになって周辺の好きな所を撮ることに。
例えみんなとはぐれても最終的に元の集合場所へ戻ればOKという
先生の一言もあり、実に自由な雰囲気の撮影実習となった。
撮影技術に関しては、先生からのアドバイスはほとんどなかったが、
ただ、一緒に歩いていると、所々で、
「この建物は味があるねぇ」
「この置物可愛いなぁ」
「雲の形が面白いよ」
といった会話があり、その辺りを狙ってシャッターを切ってみた。
写真を教わるのも、撮影会に参加するのも全くの初めてだったが、
自分一人でカメラを持って歩いているとスルーしてしまいそうな
ポイントも、プロは逃さないなぁと勉強になった。
実際、そういう所で撮った写真は、
後で見ても結構絵になっている気がする。
実習では、少しでも気になった場所があれば次々にシャッターを
押しまくったので、気が付けば計120枚以上も撮っていた。
フィルム代を気にせず思う存分撮れるのはデジカメ最大の強みだ。
それに、一人だと人が見ている所でカメラを構えるのが
気恥ずかしくて遠慮してしまうことが多いが、
こういう場では堂々と首からカメラを提げられるのが良い。
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次回は、教室で作品研究をするらしい。
実習で撮った写真を中心に10枚ぐらいずつ持ち寄り、
みんなで批評し合うんだとか。
初心者だしヘタクソで恥ずかしいなぁと内心心配していたが、
このクラスでは構図がどうとかうるさいこと言いませんから
気軽に参加してくださいと先生。
早速、家のパソコンで自分の撮った写真達を眺めながら
品評会?!に持って行く作品を選び、ネットでプリント注文した
ところである。
それにしても、ココの教室は「レッスン」「実習」「授業」という
言葉からは想像もつかないぐらい自由で気楽な雰囲気
偶然、折込みチラシで体験講座のことを知り、
軽い気持ちで参加しただけだったが、何だか気に入った。
もうすぐ春が来ることだし、調子に乗ってこのまま新年度から
正式受講しよっかなぁなんて思いを巡らせている(^_^)
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