「善は急げ」と、誰か知らんが昔の偉い人は言ったらしい。
そんなわけで、先日書いた『脱・ペーパードライバーへの道』の第一歩として、
早速、ペーパードライバー専門教室の一日体験レッスンを受講してきた。
ここは公認の自動車教習所ではなく、個人の教室なのだが、
時間の融通が効きやすいことや、家まで無料出張してくれる手軽さ、
それに教習が進めば自宅駐車場の車庫入れや近所のスーパーまで
自家用車で行けるなど、実践的なレッスンを受けられることが売りらしい。
自宅マンションの前で待ち合わせし、挨拶もそこそこにレッスン開始☆
車のことは何一つ知らない私だが、ここではエンジンの掛け方や
チェンジレバーの意味、方向指示器の出し方から始まって、
ライトのつけ方やワイパーの動かし方、車内エアコンの操作に至るまで、
まさに車の“いろは”から教わることができた。
一通り説明が終わると、なんと、
いきなり国道を京都市内まで運転してきた。
いや、運転してきた、は語弊がありすぎるな。
正確には、私は運転席に座って
“助手席の先生の運転”で行って来た。
というのも、私はまずは手を膝にのせた状態で、先生に言われるがまま
アクセルやブレーキを踏むだけ。
ハンドルは助手席から操作してくれる。
しかも、足りないところは補助ブレーキや補助アクセルも操作してくれるので、
私はただ座っていただけに近い(;^_^A
少し慣れてくると、ハンドルに手を添えるよう促され、そのようにしていたが、
力は抜いたままなので、結局、先生が全て操作してくれていたという…。
いやぁ〜、交通量の多い国道での右折も、すれ違いの難しい旧街道も
助手席からひょいと手を伸ばして運転できる先生…さすがプロだわ☆
(←感心してる場合かっ)
そんな感じで2時間の体験教習は終了。
私はほとんど座っていただけに等しいはずなのに、練習が終わると、
もう全身ぐったり。
運転した(ような錯覚に陥った)のも疲れの原因だけど、
この歳になると仕事以外で誰かにものを教わること自体が
非日常的だから、そっちの方でも気疲れしてしまったような…。
まあ、その辺も結構見破られてた感じだけどね(^-^;;
なんだか良さそうだったので、今週から入校することにした。
全20時間の教習費用は約10万と、痛い出費には違いない。
しかし、さすがにこれだけペーパー歴が長いと一人じゃどうしようもないし、
ちゃんと習えば効率良く正しい運転が身に付くに違いないので、
ここは割り切って、ペーパー脱出に向け頑張ろうと思うp(^o^)q