(続き。)
午後は、趣向を変えて、定期観光バスに乗車した。
三宮に到着時に予約しておいた“港KOBEと灘の酒蔵”コース、
早い話がバス会社主催の日帰りツアーだ。
最初にバスで向かったのが、灘にある“沢の鶴資料館”。
市内中心部から結構遠く、一人だとまず訪れない所だ。
ここでは日本酒を作る過程を学びつつ、最後にはお決まりの利き酒も。
小さな試飲カップに少ししか入れてもらえず、最初「えっこれだけ?」と
思ったのは紛れもない事実^^;
しかし、少し飲んでみて納得した。
というのも、冷や酒なので飲み口はさっぱりしているが、アルコール度数
18〜19度もある日本酒はグイグイいける感じではなかったから。
車内で貰った旅程では沢の鶴の次が、クルージング。
これから船に乗るというのにヘベレケになっている場合ではないというわけだ。
ファンタジー号で40分間波に揺られた後は、神戸ポートタワーの展望台へ
上がった。
私は京都の学校へ通う間一度も京都タワーに登ったことがないし、
大阪府在住だが通天閣を間近で見たことすらない。
同様にして、もしこのツアーに組み込まれていなかったら、
自発的に大人600円の展望台には登らないところだっただろう…
ということで、よく分からないが何だか貴重な体験をした気になった。
初めて塔に登った感想は、えーっと…普通^^;
話の種にはなったし、つれづれのネタにもなったが、正直その程度だ。
今回の定期観光バスツアーは、クルーズや展望台、
さらに乗車記念として沢の鶴の日本酒瓶1本&おちょこまで付いて
一人3,000円。
私は定期観光バスが初めて、しかも祝日の一人参加だったので
浮いてしまうかと心配したが、そんなに変な目で見られることも
(たぶん)なかった。
むしろ、バスで要領良く要所を回れて、バスガイドさんがシャッター押しなど
何かと面倒を見てくれたので、利用したメリットは大きかった。
それにしても…今回、参加者自体が少なく(連休最終日だというのに
40人位乗れる観光バスに参加者12名)採算取れてるかちょっと心配。
次行った時、まだ存続しているかは分からない。
↑曇りとの予報に反して午後からドシャ降り。さすが降水確率100%の女…orz
↑小止みになった隙を狙って。最上階からは淡路島も見えた。