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    辞意表明(3)〜上司と2度目の話し合い

    • 2007.01.28 Sunday
    • 20:47
    (続き。)

    その日の夕方、上司に呼ばれ、再び二人で話をした。

    一つは、「所属長に話を通しておいた」という、上司からの言わば報告の報告。
    気持ちが固まれば、退職1ヶ月前までに直接自分から所属長に対して
    正式に報告するようにとの指示があった。
    勿論、この時点で既に気持ちは固まっており、
    またここへきて辞意表明を取り下げるようなこともできない。
    今日以降できるだけ早く所属長へ伝えると約束した。

    二つ目は、有休消化について。
    私が一般に言われているよりも早く辞意表明したのは、
    実に残っている有休を全部消化したかったからである。
    図々しいことは承知の上で、朝上司にその旨告げていた。
    また、上司もそれについては最後にまとめて取るのかなど
    希望を聞いてくれていたのだが、夕方になって急に難色を示された
    (…ということは所属長、つまり上司の上司がいい顔をしなかったのだと
    容易に想像がつく)。上司いわく、
    「立場上ダメとは言えないが、社会通念から考えてそこは何とか察してくれ」
    とのこと。
    仕方なく、また考えます、と曖昧に答えた。

    さらに、係のみんなにいつ言うかについても話があった。
    上司からは退職1か月前がいいのではと提案があったが、
    私はもう少し遅いほうがいいと返答。
    3月下旬の異動内示まで黙っておくのも世話になった人に対して
    どうかと思うし、かと言って、早すぎると自分の居心地が悪くなるだろう。
    私自身は、最後に有休取らないなら2〜3週間前が妥当だと思う。

    ちなみに、私の一番仲の良かった同期が去年12月に辞めたが、
    上司に言ったのが半月前、同僚へは異動内示まで黙っていたらしい。
    また、民間に勤める大学時代の友人は、上司に言ったら何となく
    噂で広まっていったんだとか。
    私の場合、上司から、人事のことは絶対に漏らさないので安心してよいと
    言われており、噂で広まるようなことはなさそう。
    恐らく、時期が来たら時間中に係全員を集めて上司が言ってくれるか、
    又は、私が皆に話す機会を作ってくれるという感じになるのではないかと思う。

    (続く。)

    辞意表明(2)〜直属の上司に伝える

    • 2007.01.27 Saturday
    • 18:38
    (続き。)

    言うべき時は意外に早く訪れた。
    19日午前、自席に私と上司二人だけ、という最も好都合なシチュエーションだ。

    ある転職サイトによると、普通の上司なら、部下からの
    “話がある+会議室へのご招待”で大体察してくれるものらしい。
    その点、私の場合はよほど硬い表情をしていたのか、
    上司のところへ行って「お話ししたいことがあるんですけど」と言うだけで
    「じゃあ、行こうか」と会議室へ連れていかれた。

    また一般に、上司に退職を告げると、強烈な引き止めや
    場合によっては“恩を仇で返すのか”的な脅しがあるんだとか。
    確かに、転職は何ヶ月も考えた末の結論なので、私にとっては非常に
    マンネリ化した話題だが、そんなことは職場の誰も知らないはずで
    寝耳に水といったところ。
    私自身も一悶着あるであろうことは覚悟していた。

    その中で、最も重要ポイントとなるのは退職理由だろう。
    事実、私がいつまでもぐずぐずと上司に伝えられずにいた訳の一つは、
    辞める理由を訊かれた場合、恐らく今後も組織に残るであろう
    上司や同僚にどう伝えたらいいのか、悩んでいたから。
    本当の理由は「組織に失望して」なのだが、
    それを言うのはあまりにも周囲への配慮を欠いている。
    かと言って、転勤を繰り返すのがしんどいなどとテキトーな理由を
    述べたところで、国家公務員である以上そんなことは入る前から
    分かっていたことで、胡散臭いことこのうえない。

    ところが実際のところ、上司が転職理由を詳しく訊いてくるようなことはなく、
    こちらから何も言わなくても
    「かなさんは通勤も遠いし、4月からは近くなっていいね」
    と言ってくれた(ホントは遠いと言っても現在通勤片道1時間程度だ)。

    また、上司の反応は、終始、冷静で紳士的だった。
    メモを取りながら、あーそうなんだという感じで耳を傾けてくれ、
    あくまで部下からの『報告』事項の一つ、という雰囲気。
    こんな調子なので、慰留もなかった。
    案ずるより産むが易し、どころかあまりにも安産だったので拍子抜けしたほどだ。
    ただ、転職先と、この事は職場内の誰にも話していないかは訊かれた。
    また、前から受験していたんだね、ということと、これをもって
    正式な報告と受け止め、所属長に話を通すが良いか、確認された。

    私への配慮だろう、上司が一つ一つ言葉を選んでいるのが伝わってきたので、
    私も、尋ねられたことに対しては全て正直に誠実に答えたつもりだ。

    (続く。)

    辞意表明(1)〜上司に伝える日まで

    • 2007.01.26 Friday
    • 22:40
    年が明けた頃から、仕事がひと段落する1/16になったら
    上司に辞意表明しようと決めていた。
    しかし、結局言い出せぬままその日が過ぎ、ネットにアクセスしては
    円満退職の方法をかき集める毎日が続いた。
    幾十ものサイトに書かれていることを要約すると、

    “退職予定の1か月半〜2か月前の午前中、直属の上司を会議室に呼び出す。
    退職理由はたとえウソでも家庭の事情かキャリアアップとし、
    現在の職場の悪口と転職先は決して言わない”

    というもの。なるほどね。

    ところが、実際それを参考に「こう訊かれたらこう答える」と頭の中で
    採用面接対策さながらのシュミレーションをしようとして
    ある重大なことに気付いた。
    私は直属の上司をよく知らないのだ。

    …というのも、うちの係は10人を超える大所帯。
    その中でも一番下っ端の、しかも配属されてまだ数ヶ月の私は、
    普段上司と話すことがほとんどない(業務上の報告・連絡・相談は
    リーダーを通じて行うようになっており、仕事は先輩に教わっている)。
    そのうえ、異動する前から既に転職活動をしていた(=辞める気満々だった)
    ので、ここでは濃い人間関係を作らないように心がけてきた。
    いわば完全なるコミュニケーション不足。
    とすると、いざ対策…と思っても上司の反応が予想しにくいのである。

    そんなこんなで、どうしようと色々悩むうち、恐らくこのストレスが
    原因で2日ほど胃薬を飲む羽目になった。
    一方で、業務のほうは年末から続いた忙しさのピークを過ぎた為、
    ただがむしゃらに仕事に集中する、ということもできず、
    ついぼんやり考えこんでしまう。
    複数の先輩から、「かなさん何だかしんどそうだから帰れば?」
    と声を掛けられた。

    このままじゃ、あとになればなるほど自分が辛くなっていく…。

    そこで、18日の夜、自分の気持ちをノートに書き出し、
    転職の意思が固いことを改めて確認した。
    すると、いつまでもこんなモヤモヤを抱えているのが
    少し馬鹿らしく思えてきた。

    ――言うべきことは言って、残された期間、ここでの職務をまっとうしよう。
    そして、4月からの新しい生活に思いを馳せて有意義に過ごしていこう。――

    こう考え直し、上司に告げるタイムリミットを1/29に再設定。
    また、29日以前でも、周囲に同じ係の人がいない、上司がバタバタしていない、
    会議室が空いている、の条件が揃い、タイミングが合えば、
    極力早く伝えることとした。

    (続く。)

    上質コートのその後/若者はなぜ3年で辞めるのか?

    • 2007.01.24 Wednesday
    • 14:36
    “上質コートを身に着ける日はまだまだ遠そうだ”と書いたばかりだが、
    その日はすぐにやってきた。
    先週土曜、うめだ阪急のクリアランスにて購入。
    やはり自分一人では決める自信がなく、結局母に着いてきてもらったが。
    4着ほど試着してみて、組曲のピンクベージュのコートをお買い上げ。
    まだ2回しか着ていないが、細身で肌触りも良く、大変気に入っている。
    ま、セール品とはいえ、結構高価なものなので、
    汚れやしないか、シワにならないか、生地が傷まないかと、
    何かと気を遣う一品であることも確かだ(-。-;)ボソッ

    *****

    話は変わるが、図書館で予約して借りてきた
    『若者はなぜ3年で辞めるのか?年功序列が奪う日本の未来』という本を
    読んだ。
    大学時代人事のゼミに入っていた私には読みやすかったし、
    個人的に非常にタイムリーな話題なので興味深かった。

    通勤電車の中で、自分の姿と重ね合わせながら3日で読破。
    若者がなぜ3年で辞めるのか、核心をついているが、
    結局自分もこのレールを降りて別のレールに乗り換えるだけ。
    現実を突きつけられて、ますます閉塞感が強まったのも事実である。

    これを読みながら、いかに辞めるか、いつどういう形で、
    “上司への辞意表明”、“同僚への辞意表明”という
    ハードルを越えるべきかを考えるのだった。

    (次回より、辞意表明までの道のりをつれづれつづる予定。)

    上質コートへの道。

    • 2007.01.18 Thursday
    • 22:34
    私は普段簡単なこづかい帳をつけているのだが、
    ここ一年間の買い物履歴を見て驚いた。

    というのも、2006年を振り返ってみると、通勤に使う定期券等とコンタクト、
    飲みや一泊旅行を除けば、5,000円以上の買い物を一切していないのだ。
    そういえば、去年は電化製品を何も買っていないし、
    靴もカバンも家にあるものを使っている。
    服は5月にセール品を2着購入したのみで、他には買っていない。

    しかし最近になって、ジャスコのバーゲン対象品やユニクロ製品ばかりじゃなく
    イイモノを身につけたいなあと思うことがある。
    きっかけは、年末に友人達とレストランで食事をしたこと。
    テーブルに着いてお店の人がコートを預かってくれた時、
    初めて自分の安物コートに引け目を感じた。
    だって、その日私が着ていたのは、中3か高1の時に藤井大丸のセールで
    買ってもらった白のピーコート(マフラーとセットで5,000円)。
    それを10年経った今も着ているなんて、我ながら物持ちが良すぎるってもんだ。

    勤めに出だして4年だし、そろそろ上質のものを身に着けてもいいかなあと
    思うのも無理はない(っていうか思うのが遅すぎだ)。

    *****

    早速、京都伊勢丹と梅田大丸の冬物セールに繰り出したのだが、
    なかなか思うように物色できない。
    というのも、私が百貨店での買い物に不慣れなせいだろうか、
    マネキンの着ている服にちょっとでも手を触れようものならすぐさま
    店員さんが近寄ってきて話しかけられる、あの独特の雰囲気が苦手なのだ。

    私の場合、デパートへ買い物に行く前に、「コート」「スーツ」「靴」等
    あらかじめ買う物のジャンルが決まっていて、そのうえで
    色やデザインや手触りや予算といったものがぼんやりと頭の中にある。
    店では、実際に見て触って比べることで、自分の考えた条件に
    マッチするものを選ぶことになる。

    優柔不断な私は、あれもこれもじっくり見て考えて決めたいのだが、
    そんな時に「どうぞ試着して下さい」と言われるがまま試着室に
    入ってしまうと、買わない場合試着室から出たら店員さんに
    気に入らない理由を言わなければ、という義務感に駆られて疲れてしまう。
    全く自分のペースで買い物を楽しめないのである。

    そんな調子なので、この日も結局、店員さんが近寄ってくる度
    その場から逃げることに必死で何一つ買わずじまい。
    上質コートを身に着ける日は、まだまだ遠そうだ。

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