12月3日、「サントリー一万人の第九」本番。
朝から黒のドレスと白ブラウスに身を包み、大阪城ホールへ。
母が、会場で食べやすいようにと、おにぎりとおかずを
一つ一つラップに包んだ手作り弁当を持たせてくれた(涙)
集合時間になると、まずは座席移動からスタート。
欠席者の席を詰める際、運が良ければかなり前へ移動できると聞いていたが
去年と同じく、少し右へ平行移動しただけだった…。
まあ、友人3人と離れ離れになることもなかったし、また、
最後列だけあって、自席の後ろの通路に堂々と荷物を広げられたり、
冷え対策にひざ掛けを使ったり、照明が暗くなったスキにお茶を飲んだり、
足元にゴミ袋を敷き、靴を脱いでくつろいだり(←家かよ)、
のんびり過ごせたから良かったけれど。
座席が決まると、発声練習→最終リハ→観客入場→本番、という流れで進行。
変な話、リハーサルで改めて「第九って長いよなあ」と実感した。
第一楽章から第四楽章まで全部で70分ぐらいあり、しかも
合唱は第四楽章の後半あたりからなので、それまでが非常に長い。暇だ。
というわけで今年も、リハ、本番ともに、穏やかなメロディーの続く
第三楽章でウトウトしてしまった。
ってか、「今年も」って…全く成長がないぞ(ーー;)
それでも第四楽章に入ると、シャキッと目が覚めるから不思議。
去年はリハで声を張り上げすぎたために本番で調子が出なかったという
苦い経験をしたので、今年のリハはちょっと抑え気味に歌った。
ホールはソプラノからアルトまでかなり距離があり、
どうしてもソプラノが遅れて聞こえるのが気持ち悪い。
フーガとよばれる合唱部分で、私はソプラノを聞いて
歌い出すタイミングを図っている箇所があるのだが、
聞こえの時差(?)のために、リハ、本番とも完全に出遅れてしまった。
これは来年の課題だな。
それ以外は、練習では音やタイミングが今ひとつ分からなかった部分も
どういうわけか本番ではバッチリ歌え、私個人的にはまずまずの出来。
私はまだ2年目だからよく分からないが、先生の話によると、
全体としては今年は最高の出来だったらしい。
(続く。)