先日、母の日に電動シュレッダーとオリジナルプライベート名刺を
贈ったことを書いたので、父の日もことも書いてみようかと。
父の日プレゼントの選定ってなかなか難しいものだ。
一般的には、ネクタイ・衣類・グルメ・花、といったところだろうが、
このパターンを我が父に当てはめるわけにはいかない。
まず、定年リタイア組の父にネクタイは今さら…なので、これは除外。
グルメや花には興味なし(彼は「贅沢品→悪」という思考回路なので)。
さらに、うちの父は、おしゃれな衣料品とかにもあまり興味がなくて、
常日頃、「オレは別に服なんか要らんぞ」と言っている。
話がそれるが、彼は実際、ステテコとか靴下に穴が開いても、
母に繕わせて何十年も同じものをはいている。
そのため、普段一緒に買い物に行っても父の衣料品を買うことなど
ほとんど皆無だ。
あ、別に我が家が下着も買えないほど貧乏してるってワケじゃないよ
(決して裕福でもないが^^;)
ただ、戦前生まれの父にとってはそうすることが当然であり、
また、そうしなければ勿体なくてたまらない性分らしい。
一体何が楽しくて生きてるんだか…って娘がこんなこと言ったらあかんな^^;
そんなこんなで、我が家では父の日に何を贈るか悩ましいところだが、
ここ数年は概ね“シェービングジェル”に落ち着いている。
髭を剃る時、肌に塗るヤツ。
めちゃめちゃ日用品&消耗品なので、これをプレゼントってのも
どうかと思うが、父もそれなりに喜ぶし、何より安いし。
さて、今年は…。
実はそんな父が今、大変欲しがっているものがあるので、それを贈ろうかと。
えんぴつで奥の細道だ。
何でも、美しい文字で書かれた奥の細道を鉛筆でなぞっていくだけで、
字が上達し、教養も身に付く、ということらしい。
母は、そんな父を見て「どうせすぐ飽きるんやから」と冷たい反応だが、
中学時代ペン習字部(一応)だった私としては、結構おもしろそうかなと。
69歳の父にはボケ防止にもなりそうだし。
ま、父が飽きたら、私が続きをやるよ。
さあ、今週は図書券持ってブックファーストへ行くぞー。