(続き。)
うちのカルチャーセンターでは、毎年4月と10月に新学期がスタートする。
それに合わせて受講生も半年ごとに更新手続きをし受講料を払うので、
割とみんな学期ごとに入ったりやめたり、出入りが多い。
また、初めての人にはレッスンを無料見学できるシステムになっている。
結構見学者は多いものの、実際のところ、入会する人はそのごく一部だ。
というのも、カルチャーセンターで無料見学は15〜20分と決められているので、
最初の20分ぐらい(=つまり、前回書いた、全く面白くない呼吸と発声練習だけ)
見学して出て行ってしまう人がほとんどなのだ。
きっと、みんな
「全然楽しくなさそうなクラス」という印象だけもって
帰ってゆくのだろう(^_^;)
私からすると、せっかく見学に来たのに勿体無いなーと思う。
ちなみに私はというと、入る前、そんな決まりを知らずに見学に行って、
ちょうどその日のレッスンが新しい曲を習うところだったのをいいことに、
見学者にも関わらず、先生に借りた楽譜を見ながら大声で歌い、
レッスンの最初から最後まで堪能したが…^^;
さすがにそんな見学者は私以外、今まで一度も見たことがない。
さて、今まで数知れず沢山の人が見学に訪れて、
その人数からすると少ないものの、やはり沢山の人が新規入会してくる。
でも、実は、折角入ってもすぐにやめてしまう人が殆どのような気がする。
点呼をとるわけではないのでよくは分からないが、4月や10月の時点で
新しい顔は沢山見掛けるけれど、何故か自然消滅していったり、
半年は続けても次は更新しなかったりで、結局残る顔ぶれは元いるメンバー。
たぶん一番大きな理由は、カルチャーセンターのチラシには
「10月開講」なんて書いてあるのに、実際には「開講」=「新学期スタート」
っていうだけで、新規開講ではないため、入った時には転校生状態、
回りを見渡せば、前からいるメンバーばかりでみんな仲いいし、
グループができてて入りにくいってことだと思う。
実際、私が入った時にもそんな感じだったし。
でも、私の場合、みんなより明らかに年齢が離れてるってことと、
事前に他のカルチャーセンターのゴスペル講座も見学に行ってたことで
今からゴスペル習おうと思ったら何処行っても途中参加になるってことが
分かってたから、さほど気にならなかった(というか割り切れた)けれど…。
(続く。)