昔から国語が苦手だ。
特に、テストで点数配分の大半を占める文章の読解がとても苦手。
本を読みなれていないせいか、読んでいても活字を目で追うだけで、
何が書いてあるのか今一つ理解できないことが多かった。
どうやら私には読解力がないらしく、いつも国語の成績はあまり良くなかった。
学校を卒業した今では、国語ができようとできまいと、
さほど問題にはならないのだが、最近、読解問題を解いている時と
同じような感覚に陥るのが、映画を見ている時だ。
もともと、お金を払って見るほど映画好きというわけではない。
だけど、つれづれには何度も書いているが懸賞応募が趣味の私、
映画の試写会は比較的当選確率が高いので(私の経験では確率1割ぐらい)、
劇場には割とよく足を運ぶ。
今年に入ってから既に4回行っている。
で、映画って、突然ストーリーが始まり、最初の30分ぐらいは話がよく分からない。
その間、洋画ならとりあえず字幕を目で追いつつも、
一方で頭の中はうわの空状態。
映画に全く集中できず、つい関係ない事を考えていたり、ボーっとしてしまったり…
知らないうちに話は佳境に入ってゆき、ふと、
あ…ちゃんと見なきゃ、えっと、どんな話だっけ?!
と我に返る。
そこからはまずまずの集中力で最後まで見るのだが、
始めぼんやりしていたせいで登場人物が誰が誰か分からなかったりして、
結局よく分からないまま終わることが多い。
これって、私がテストで文章読んでる時とおんなじだ。。。(°.°;
でもこれは途中でちゃんと見なきゃと自ら気付いた場合のハナシ。
こんなことを書くと、真の映画好きからは、お前に映画を鑑賞する資格などないと
怒られそうだが、退屈して途中で寝てしまったこともある。
その時は数十分後目覚めてまたスクリーンに意識を向けようと試みたが、
結局全くストーリーが理解できぬまま終了。
勿論、そこから得たモノは皆無。
この時ばかりは、自分でも、一体何をしに劇場まで行ったんだか(´ヘ`;)と
呆れてしまった。
っていうか、理解力うんぬん以前に、タダだから緊張感に欠けるのだろうか…?!