ある日、彼から尋ねられた。
「かなさんは、風疹の予防接種した?」
私の答えは、
「したような気がするけど、よく覚えていない」
昨年だったか、風疹が流行し、妊婦が掛かると危険とのことで、
よくニュースになっていた。
私達はちょうど風疹予防接種の谷間の世代にあたり、
自治体によって、学校での集団接種は行われていたりいなかったりする。
希望者は個別に医療機関で受けるようにという自治体もあったようだ。
私の場合、学校で集団接種が行われていたら受けているはずだが、
個人的に医療機関で受けた覚えはない。
しかし、中学の時、学校で予防接種を受けて、
体調が悪くなったことがある。
今思うと、あれが風疹予防接種だったのではないか…。
「お願いなんだけど、受けてないなら今のうちに受けてほしい。
分からないなら、調べてもらってほしい」
そうか、お願いされたらしょうがないなぁ。。。
…っていうか、お願いされなくたって、実は、
自分でもこのニュースが流れ出した頃から気になっていた。
というのも、小学生の頃、隣のクラスに耳と足が不自由な子がおり、
母親が妊婦の時風疹に掛かった為に生じた障害であると聞いていた。
妊娠初期に風疹に感染すると、
50%以上の高確率で子供に影響が出ると言われている。
母に頼んで母子手帳を調べてもらうも、
予防接種歴は幼少時代に受けたものしか記載されておらず、
不明だったので、自治体に電話で問い合わせてみた。
結果、確かに私個人の接種記録までは調べられなかったものの、
自分の学年は中2の時に学校集団接種が行われたことが判明した。
とすれば、予防接種の日に学校を休んだ覚えはないので、
接種したと推測される。
しかし、よくよく話を聞くと、当時予防接種を受けたからと言って
今現在、十分な風疹抗体があるとは言い切れないそうだ。
また、大阪府の場合、保健所に行けば、無料で風疹抗体検査を
受けることができ、そこで抗体値が低いことが分かった場合、
医療機関で接種する際、費用補助が受けられるという。
そんなわけで、今度、保健所へ抗体検査を受けに行くことにした。
さて、どんな結果が出るやら…。
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