10年前に大学を出て就職し、3年半後に転勤になり、
それから半年で今の勤め先に転職し、5年後異動になり、
1年経った今春また異動になった。
社会人11年目にして、5回目の新生活が始まったわけである。
今回、異動の内示があったのが、ちょうど一週間前。
それからたった4日間で、簡単な引き継ぎ文書を作ったり、
資料を整理したり、挨拶したり、なんやかんやと準備をして、
無事、この年度替わりを迎えることができた。
周囲も私自身も全く予期しない、思いがけない異動ではあったが、
心の中では結構楽しみにしていた。
異動先の仕事内容は全く未知のものであり、
三十路を過ぎてだんだん性能の落ちてきた頭で
新しいことを覚えるのは大変であろう。
また、一緒に働くメンバーも変わるので、
新たな関係を築いていかなければならないのは、しんどい。
だけど、新鮮な気持ちで取り組むことができるのは、
刺激になるし、ワクワクする。
そう思った。
こうやって迎えた今日。
4月1日は、恐らく、この課では一年で一番忙しい日。
来庁者が多く、今回の人事で他課へ異動した職員にまで
応援を頼んで何とか凌いでいた。
そんな中、自分はまだ何をやっていいか分からないので、
ほとんど一日じゅう漂っていた感じ。
私のために用意された簡単な作業を幾つかやった程度だ。
早く役に立てるようになりたいと思うが、
自分が動くと他の人達の手を煩わせることになってしまう。
仕事が分かっていて忙しく動き回るよりも、
やることが分からず周囲の様子をうかがっている方が
ずっと疲れるもので、帰る頃にはクタクタになっていた(´ヘ`;)
ところで…どうでもいい話だけど、今日は、エイプリルフール。
毎年思っていたのだが、新年度の最初の日なんて、
一年で最もウソついている場合じゃない。
エイプリルフールがもっと他の日に設定されていたら、この国でも、
もう少し盛り上がるイベントになっただろうな(-。-) ボソッ
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